福島県立会津第二高等学校
校歌
福 島 県 立 会 津 第 二 高 等 学 校 校 歌
柳 澤 健 作詞
下 総 皖 一 作曲
1 四 面 山 に 囲 ま れ し
会 津 盆 地 の 東 に
名 も 若 松 の 若 緑
第 二 高 等 学 校 は
生 命 雄 々 し く 生 れ た り
2 昭 和 の 齢 の 名 に 恥 じ ぬ
平 和 と 文 化 目 指 し つ ゝ
科 学 の 戦 士、技 術 の 使 徒
第 二 高 等 学 校 は
日 に 逞 し く 育 ち 行 く
3 古 き 歴 史 に 新 し き
意 味 と 力 を 書 き 加 え
こ の 地 栄 え あ る 地 に せ ん と
こ の 世 栄 え あ る 世 に せ ん と
六 百 の 子 は 振 い 立 つ
福島県立会津第二高等学校 校歌解説
○「会津第二高等学校校歌」について
昭和22(1947)年9月25日に制定された。この校歌は第一回卒業生が、会津出身の詩人・外交官であった柳沢健氏に依頼して出来上がった。歌詞中に「第二高等学校」とあるが、これは柳沢氏の了解を経て「第二工業学校(本校の前身)」を歌い換えたものである。作曲は東京芸術大学所属の下総皖一氏に依頼した。
○校歌の歌詞について
古典的で、男性的な力強い表現が多い。内容は会津二高を擬人化(人間以外の事物を、人間の動作にたとえて表現した)したものであり、誕生から成長までの様子が描かれている。